最近、ホワイトニングについてお問合せを多くいただくようになりました。その中で皆さんがお聞きになるのが「かぶせてある人工の歯はホワイトニングで白くなるのか」ということです。結論から言うと、「ＮＯ」です。ホワイトニングの作用としてエナメル質と象牙質の境目に浸透して歯の内側から化学反応によって黄ばみを分解します。これは天然の歯に対しておこる反応なので、人工の歯（クラウン）では不可能です。ただ高濃度のオキシドールを使用しているので、セラミックやレジンの表面を少しだけきれいにできる可能性はあります。すでに何本かセラミッククラウンやレジン前装冠、レジンジャケットクラウンを装着されていて天然の歯を白くしたい方はホワイトニング後に人工の歯（クラウン）を新しく作製するのが一般的です。
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